私にとっての初めての古着は

画像の革ジャンでした。

学生の時にたまたま観た

パルーカヴィルという映画で

ヴィンセント・ギャロが着ていた

レザージャケットがカッコ良く見えて

私も欲しい、着たいと思ったんですね。

全く同じ物ではなくても

似たようなレザージャケットが欲しくなり、

日々古着屋さんをまわり、バイトしまくりました。

当時は今みたいにスマホとかはなく、

ビデオを何回も見て、

レザージャケットを目に焼きつけた思い出があります。

若干うる覚えですが…

かなり探したのですが

なかなか納得の物が見つからない…

そして今はなき

某有名ヴィンテージショップに行きました。

数はそれほど多くはありませんでしたが

革ジャンが陳列されているラックに真っ先に行き、

一着一着見ていると

コイツに出会ったんですね。

これぞシンプルイズベスト、ギャロのよりいいかも。

まさしく一目惚れでした（笑）

そして試着をしてみると少し小さく感じましたが

オーナーさんから

「革ジャンはちょっと小さいくらいが丁度良いよ」

から始まり、年代やデティール、

このレザージャケットの背景を

古着初心者の私に色々と丁寧に教えてくれました。

もちろん購入し、店を後にして

袋の中に入っている革ジャンを何度見ながら

探せばあるんだという達成感と

手に入れた嬉しさと感動はいまだに忘れられません。

あれから20年以上も経ってますが

コイツは現役です。

両袖はボロボロになって

修理屋さんで手厚いリペアをしてもらい

ステッチが外れなどの

直せる所は自分で直し、

ここまで着てきました。

押し付けがましく恐縮ですが

そんな古着との出会い、古着の良さを

当オンラインショップを通して

皆様に感じていただけたら、

皆様のお手伝いが出来れば…と思います。

スタートは出遅れましたが

どうぞよろしくお願い申し上げます。

chinaski usedstore

山田